オドリコソウ

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春に咲く紫の花、イヌフグリ、ジュウニヒトエ、スミレなどは多くの人に愛されています。私は、少しひょうきんな感じがするオドリコソウが好きです。江戸川5丁目に越してきた二十数年前、あちこちの空き地にこの花が群れて咲いていました。宅地化が進むとともに、オドリコソウは少なくなりました。3月23日付け「しんぶん赤旗」のコラム欄に、生物多様性についての日本学術会議提言が紹介されています。「人間の活動の影響により、自然の絶滅速度の1000倍もの速度で絶滅が進行する未曾有の大絶滅時代」と極めて特異な時代に私達が生きているとの指摘は、やはり衝撃です。オドリコソウだけでなく、身近で親しんできた草花や動物に異変が起きています。つい最近も「スズメの数が激減した」との報道がありました。人と生物が共生できる街づくりや社会のあり方を、深く考えていかなければならない時代です。小さな姿で心を和ませてくれているオドリコソウに触れながら、年間に推定でも4万種もの種が絶滅しつつある現状に歯止めをかけたい、と強く思いました。

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