故郷の面河渓谷

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歌人の碓田のぼる先生、新日本歌人協会高知支部の西森政夫さんと3人で面河渓谷まで行きました。四国の主峰、石鎚山から流れ出る面河川は、支流を集めて仁淀川になり、高知で太平洋に注ぎます。なぜ、碓田のぼる先生が、面河渓谷まで来て下さったのか。それは「聞けわだつみの声」に遺書がある木村久夫が、学生時代に訪れた地だからです。木村久夫は、通訳としてフィリピンで軍務についていましたが、終戦後に戦犯として裁かれ、命を落としました。木村久夫が遺した短歌は涙なくしては読めません。四国山地最奥の面河で、若い木村久夫は、社会主義の書物を初めて読んだとのこと。若き知性が戦争によって奪われました。いろんなことを考えながら、静かな渓谷を歩いて来ました。村に出ると紅葉がきれいでした。

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