都議会環境・建設委員会での河野ゆりえ都議会議員の自然公園条例改正案に対する反対討論

2007年6月22日

〇河野委員 第百四十八号議案について、意見を申し上げます。
 第百四十八号議案、東京都自然公園条例の一部を改正する条例は、高尾ビジターセンターや小峰公園など八施設を、新たに指定管理者制度を導入できるとする条例改正案です。
 指定管理者制度の一番のねらいは、営利法人の参入にあります。そもそも指定管理者制度は、イギリスのサッチャー政権のもとで、ニュー・パブリック・マネジメントの一手法として、営利を競う市場原理を公の場に持ち込むことを目的として始まった制度です。営利最優先の企業活動のあり方は、福祉介護分野でのコムスンの事件に象徴されるように、大きな社会問題になり、矛盾が拡大しています。
 東京都の自然公園は、かけがえのない自然環境が保全され、都民の環境学習の場としても大切な役割を果たしています。採算性を追求し、市場原理、競争原理のもとでの運営を余儀なくされる指定管理者制度はなじまない施設です。
 よって、第百四十八号議案に反対します。
 以上です。

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